国際結婚家族の海外旅行記録 

台湾人パパ、旅好きママ、たろちゃんの3人家族で節約旅行や英語教育。No Travel No Life.

2019年 パリ・ロンドン家族旅行④ストで電車が間引き運転、ヴェルサイユ宮殿になかなかたどり着けない

2019年12月20日

着いた翌日はヴェルサイユ宮殿へ。

ホテルの朝食は高いのでいつものごとくつけていません。

私は昨夜スーパーへ行って買い込んだバナナを、台湾人パパとたろちゃんは朝はパンなどを食べました。

 

ヴェルサイユ宮殿の入場チケットは、友人の「予約しないとチケット売り場が行列で入れない、何も見れない」のアドバイスがありましたので、公式サイトから事前に予約しました。公式が一番安かったです。朝10時入場の分です。

英語サイトから台湾人パパに予約してもらいましたが、入力事項が多く、手間取ってました~。私だったらできなかったかも・・・。

 

そして、朝、近くの駅から余裕を持って出発。

ヴェルサイユ宮殿まで直通で行ける電車(C線)を利用しました。

電車のチケットを買うのも、もたもたしていたら詐欺師が速攻で寄ってきて偽切符を売りつけられたり、詐欺師のクレジットカードで高額な切符を買われ、高額を請求されたりするらしい・・・。

行く途中、スリに怯え、詐欺師に怯えつつ、戦々恐々としながら駅へ向かいます。

 

するとその駅には、なんと赤いベストを着た係員が切符売り場に6人も待機しているではありませんか!!

係員に聞きながら、安全に切符を購入することができました。

乗り場も詳しく教えてもらいましたが、係員より、

「ストの影響で、電車が間引き運転されてるから。知ってるよね?うんうん」と言われました。

 

・・・いや、知らんし。観光客だし。日本は遠い遠いフランスの、交通情報とかあんまり、ないから、そんな当たり前みたいに言われても・・・と思いつつ、駅構内へ。

で、駅のホームに上りましたが、日本のホームに比べて、なんか暗い・・・。

何これ、節電?

ドヨドヨドヨ・・・といった擬音が似合いそうな感じです。

ベンチに座って待っていましたが、待てど暮らせど電車が来ない・・・

結局たっぷり30分待った後、やっとこさ電車が来て、乗り込みました。

 

電車は通勤時間であるにも関わらず余裕で座れて、窓からのスキマ風が結構寒かったのと床がネチャネチャだった意外は静かだし意外と心地よく、スリっぽい人もいませんでした。

というわけで、また小一時間うつらうつらしていたらヴェルサイユ宮殿へ到着。

駅前にはマックやケンタッキーもあり、便利そう。

(何度も言いますが、スリ対策でカメラを服の中から取り出せず写真が全くないです、残念!)

 

30分電車を待ったせいで、予定の10時には間に合いませんでしたが、10時から30分の間は通してくれるらしく、必死であるいてなんとか間に合いました。

スト中のフランスで、時間通りに到着するのがめちゃくちゃ難しいです・・・。

 

宮殿はとっても広いので、あらかじめ調べ倒しておいたチケット所持者用入り口から入りました。冬なので並んでいる人もおらず、すんなりと入れました。

入ったら、あらかじめ調べておいたオーディオガイド貸出場所(入り口から結構離れています)でオーディオガイドを借りましたが、さっそく私のが壊れていたので取り替えてもらいました。電子機器が壊れている確率も結構高いので、その場ですぐ確認したほうがいいです。

 

入り口についたときの人の多さは、こんな感じ。

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そんなに人はいません

 

その後、部屋を順番に回ります。

 

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オーディオガイドを聞いていると、話が長い(笑)ので、特にたろちゃんはほとんど使っていませんでした。大人は聞いているとそこそこ面白いんですが、帰国後の今はほぼ何も覚えていません(涙)。

 

有名な鏡の間だけ、結構人は多かったです。

 

一通り回ったら、ちょうどお昼ごはんの時間になりました。

ちょっと外に出て食べる、とかそういう広さではないので、中のレストランアンジェリーナへ。

お食事メニューはあまり充実していませんが、とりあえずお腹を満たすことが先決です。12時ちょっと前ぐらいでしたが、並ばずに入れました。

どうもヨーロッパの人は1時ぐらいに昼食を取り始めるようで、私たちが行く時間はいつも並ばず入れます^^;

 

メニューはこちら。

 

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私は魚。たろちゃんと台湾人パパはオニオンスープとパスタをシェアしました。

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魚は野菜が結構ボリュームがあってお腹いっぱい。オニオンスープも結構大きいです

 

まずパンが出てきました。

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味は普通に美味しかった

 

そして事前にネットの検索で知ったのですが、パリのレストランでは無料の水を注文するとちゃんと出てくるのです!!

ミネラルウォーターは結構高いので、この情報は助かりました。

うちもさっそく、無料の水をお願いしますと注文すると、ウェイトレスさんがはいはい、了解~!という感じで快く応じてくださいました。

こちらの店員さんは皆さんとても感じがよかったです^^

 

うちは甘いものをあまり食べないのでデザートは注文していませんが、このレストランはモンブランが名物のようですね。

チップもアメリカみたいにクレジットカードで払うさいの機械で聞かれなかったので、 払いませんでした。チップは初めての国では特によくわからない・・・

良いサービスだったので払ってもよかったかも!今更ちょっと後悔。

 

レストランを出ると、朝の雲が晴れて、良い天気になっていました。

この時点で2時ぐらいになっていました。

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宮殿内は広く、結構歩いて疲れていましたが、台湾人パパの希望でエッフェル塔を見に行くことに。

 

帰りの電車も、駅にはいたのですがなかなか発車せず、やはり30分しっかり待った後、ようやく出発しました。私たちはエッフェル塔がある駅で降りることに。

 

そして降りるときに問題が!

降りるときにもたもたしていると、遠慮なく身体をドアに挟まれました。

いったーーーーい!!!

さらに、改札を出るときになぜか旅好きママのみ切符がはじかれ、ピンポーンといってドアが開きません。

中に駅員もおらず、呆然と立ち尽くす私。

しかし、なんとか出ないといけません。

別の改札の機械にもう一度切符を入れてみますが、なぜかピンポーンとまたはじかれます。

・・・

こうなったら、最終奥義・・・力技!!

出口にどーん!!と体当たりしてみますが、開かず。

 

最終奥義があっさり玉砕し、気が動転してあたふたし、今度は車いす用の広い出口に切符を入れてみました。

すると、なんだか手元のスクリーンで5、4、3、2・・・とカウントダウンが始まり、1になった瞬間、なんと扉が開いた!!

これを逃すと二度と出られないと思った私は全速力でドアを突破!!

やったーーーー!出られたああああああ^^

 

っていうか、正規でチケット買ってるのに、出られないってどういうことじゃあ(怒)

フランスの改札の機械チェックがざるすぎる!!

自動ドアにがっつり挟まれるし、安全性はどうなってるの!!

他のフランス人の男性は、ドアに挟まって、片方の靴脱げてたよ(びっくり)!?

これが子供のたろちゃんだったら、一体どうしてくれるんだ!!

と怒りでプンスカしながらエッフェル塔へ向かいます。

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エッフェル塔に近づくにつれ、すごい人。

さらに目につくのが、黒人の物売り。

1ユーロだよ~1ユーロだよ~といって、ものを売りつけられそうになりますがなんとか逃げ切ります。絶対1ユーロじゃなさそう〜。

今日天気がよかったので突然来て、並んでエッフェル塔に登ろうとしましたが、それこそものすごい行列でした。行列は日陰でめちゃくちゃ寒いです。

もう夕方だし、疲れたし、やっぱり帰ろう~ということで、ウーバーを呼ぼうとしたら・・・

ホテルまで50ユーロと表示されました!

着いたときに確認したときは、20ユーロぐらいだったのに・・・!!

なにこの、時間差インフレ!!

 

仕方ないのでまた歩いて駅まで戻りますが・・・

このあたり、なんか治安悪そう・・・

不穏な空気を感じつつ、大急ぎでまた地下鉄C線に戻りました。

今度はホテルの近所の駅で、出口出られるか不安でしたが、ホテルの近所の駅はなぜか出口が開きっぱなし・・・

苦も無く出られました。

各駅によって、出方も違うのかい・・・。

もうわけがわからないよ、フランス・・・。

 

そして5時に駅について、早めの夕食をとろうとレストランに向かうと、レストランまだ、開いてない・・・

夜7時ごろにならないと開かないレストランも結構あるみたいで、びっくりしました!!

あんまり働かないんだ!?フランスのレストラン!!

仕方なく、わからないフランス語を翻訳しながら必死で日本料理をウーバーイーツで注文。

無事届いて、夕飯にありつくことができました。

しかも、日本料理なんかやすい!!三人で40ユーロくらい。

お昼ごはんは日本円で1万円近くぐらいしたので差が大きい・・・。

色々、びっくりしました~。

 

スリとストと長距離歩行で疲れ果て、夕食も大騒動でしたがなんとか食べられて二日目がやっと終了しました(まだ、二日目なのになんか色々あったなぁ・・・よその国で生きるって大変だなって思いました。