パリで現地の人に馴染む服装って・・・?
ちょっと話題が変わりますが、パリでは「現地の人に馴染む服装をすると良い」って書いてありますけど・・・
現地にアジア人観光客として行った感想としては、現地の人に馴染む服装っていうのが、非常に難しいなと感じました。
単純に、色味で馴染もうとするなら、冬は「全身黒コーデ一択」でしょうか。
コートとズボンはもちろん、カバン、帽子、靴、マフラーまで黒にしておくと良いでしょう。下はスカートを穿いている人はほとんどいないので、ジーパンなどが無難だと思います。ブーツの人もあまりおらず、男女ともにほぼスニーカーでした。スニーカーだけ白っていう人もよくみかけました。←パリ流オシャレなのかなぁ。
あと、日本の女性の服はゆったりめの服が多いですが、世界的には体のラインを見せるぐらいぴったりしていて、デザインもハード系のスタイルが主流ですのでふわふわヒラヒラしているとガチで浮き、スリのカモ認定されるので気をつけましょう。
写真を見てもらったらわかると思いますが、頭の先から足の先まで黒の人が多いです。
もはや差し色とかもいらない、黒がオシャレ。といった感じ。
で、感じたんですけど・・・
服の質感というか・・・
なんというか、日本で来ている服をそのまま持っていくと、何を着ても「真新しすぎる」感じで浮いてしまうんです。
パリの人の服って、ボロくはないが、真新しくもないという絶妙な基準の服を着ている人が多くて・・・
セーターやマフラーは、けば立っているのが普通。
コートは、クリーニングとかしてなくて、何年も着てる感じが普通。
ただ、みすぼらしくは見えない。
という、我々日本人にとって、非常に難しくマネしにくい基準をクリアしている感じです。
ああいう素材であちらの服は売ってるのか?ちょっとよくわかりませんが、とにかく日本の服を着ていくと目立ってしまいます(特に女性)。
強いて一番近い感じで言うなら、大人が来ている服でも、小学生男子が毎日学校に着ていっているダウンジャケットぐらいのボロさです。
遠めから見たらわからないけど、よく見たら汚れたり毛羽立ったりしている感じ。
ですので、「現地の人に馴染む」とか、目立ってしまうことに関しては、諦めた方がいいかな、と個人的には思います。
どうせ何を着ても目立ってしまうのだから、なるべく黒っぽい服を選べれば選び、あとは好きな恰好をしてもいいと思います。
防犯対策だけはしっかりしていきましょう^^